教育体制

「 チーム支援型 + メンターシップ 」

    

 

 特定の指導者は置かず、チーム全体で新入職員及び若手のスタッフ(5年目以下)を支援及び育成をしていきます。キャリア(6年目以上)は、各々の興味分野や得意分野を持つよう日々研鑽し、それらの項目をスタッフ内で共有できるようなシステムづくりを目指しています。キャリアには、年度毎に自己研鑽分野についての勉強会開催を義務付けています。

メンターシップ

 新入職員または若手スタッフの支援的役割としてメンターシップを導入しています。各チーム(一般病棟・回復期病棟)にメンターを配置し、臨床業務以外でも関わり合いを持ちながら支援・相談のできる場が提供できるよう期待しています。


新人教育プログラム 

 新入職員に対し、研修期間(1年間)はOn-the-job Trainingによる指導を下にプリセプターを配置しています。また、その他臨床に出るにあたっての必要事項を講義・ワークショップ等により実施しています。今後も「計画的に継続して」 新入職員の指導・育成にチームアプローチで関わって行きたいと考えています。

リハビリテーション部 新人教育プログラム

・病院、リハ部の概要、教育・研修システムについて
・診療報酬について
・臨床実習指導、CCSについて
・医療人としての接遇
・介護保険制度について
・リスク管理(緊急時対応等)
・ADL評価(FIM)
・家屋評価について
・感染対策
・地域リハビリテーション支援事業について
・家屋評価の手順と事例報告
・運動器疾患のリハビリテーション
・内部障害疾患のリハビリテーション
・摂食・嚥下障害のリハビリテーション
・病棟ケア体験実習

看護部との合同研修

・喀痰吸引について
・医療機器の取り扱い(輸液ポンプ・シリンジポンプ、心電図モニター)


勉強会の開催

ハビリテーション部では、学ぼう委員会が企画した内容及び日程に基づいて「計画的・継続的」に勉強会を開催 (1回/週で定例勉強会)しています。また、分野別小グループ制(運動器・内部障害・研究班)の勉強会も随時開催しています。
外部での研修会に参加した際には、伝達講習を義務付けておりスタッフ間での共有化を図っています。研修会参加や学会発表に対するサポートも行っております。


臨床実習指導

県内外の養成校を対象に臨床実習の受け入れを行っています。理学療法・作業療法部門では、クリニカル・クラークシップ、複数指導者制を実践しており、学生が実習を円滑に進められるように支援しています。また、茨城県臨床実習指導者研修会修了者も在籍しています。
2018年度実績:11件
2019年度実績:12件
2020年度実績:6件(COVID-19の影響による)