形成外科とはからだの表面を全般的に扱う外科です。皮膚のできもの、顔の傷あと、わきが、眼瞼下垂(まぶたが下がる症状)、陥入爪(爪の周囲がジクジクする)などの治療も保険診療で行っています。美容外科でなくとも当科にて保険診療内で治療できるものも多くありますので、ご相談ください。

日本形成外科学会では形成外科で扱う疾患を以下の11の分野に分類しています。

 

  1. 新鮮外傷、新鮮熱傷(やけど)
  2. 顔面骨骨折および顔面軟部組織損傷
  3. 唇裂、口蓋裂
  4. 手、足の先天異常、外傷
  5. その他の先天異常(陥没乳頭、臍ヘルニア、漏斗胸、尿道下裂など)
  6. 母斑、血管腫、良性腫瘍
  7. 悪性腫瘍およびそれに関連する再建(頭頸部再建、乳房再建など)
  8. 瘢痕(傷あと)、瘢痕拘縮、肥厚性瘢痕、ケロイド
  9. 褥瘡(床ずれ)、難治性潰瘍
  10. 美容外科
  11. その他(眼瞼下垂症、腋臭症、毛巣洞、陥入爪、透析用内シャント造設など)

当科は筑波大学形成外科とも連携して診療を行っています。

毎週土曜日の午前中に外来、日帰り手術を行っています。